EVECLOUDを使用してログインするクラウドサービスの登録手順について説明します。
以下は汎用的なクラウドサービスへの設定方法です。

EVECLOUDとの動作確認がされている各クラウドサービスの詳細な設定方法は次頁以降を参照してください。

SAML連携アプリケーションの登録(IdP)

  1. はじめにEVECLOUDのアプリケーションページにてアプリケーションの登録を行います。
    [アプリケーション表示名]欄に任意の表示名を入力し、[アプリケーションの種類]は[SAML]を選択します。
    登録方法の詳細は「アプリケーション管理>アプリケーションの登録」を参照してください。
  2. アプリケーションのリストから先ほど作成したアプリケーションを選択し、設定画面を開きます。
  3. [Identity Provider] タブ内からEVECLOUDの情報として「SSO URL」「ログアウト URL」「メタデータURL」(またはメタデータをダウンロード)を控え、[X.509証明書] ボタンや[メタデータ] ボタンから各ファイルダウンロードします。「メタデータの有効期限」は必要に応じて設定してください。
    ※必要になる情報はサービスプロバイダーによって異なりますので、詳細は各クラウドサービスへお問い合わせください。
項目内容
SSO URLクラウドサービスのログイン時に使用するエンドポイントです。
ログアウトURLクラウドサービスからのログアウト時に使用するエンドポイントです。
メタデータURLEVECLOUDのSAML IdPメタデータのURLです。
メタデータの有効期限メタデータの有効期限が設定可能です。
X.509証明書のダウンロードサービスプロバイダーへの登録用 X.509形式の証明書がダウンロードできます。
メタデータのダウンロードEVECLOUDのSAML IdPメタデータがダウンロードできます。
SPNameの属性SPName属性の指定を、SAMLのログインユーザー以外に、EVECLOUDの「ユーザーID」やユーザー情報で登録した「メールアドレス」に設定できます。(spnameのインポート省略)

EVECLOUDアプリケーションへの認証セット設定

アプリケーションへの認証セットはグループ単位で行います。
グループ管理から該当のグループを選択し、[グループの認証方法]タブにて対象のアプリケーションを選択し設定を行います。
設定方法の詳細は「アプリケーション管理>アプリケーションへの認証セット設定」を参照してください。

クラウドサービス側へのシングルサインオン設定

シングルサインオン設定の詳細は各クラウドサービスへお問い合わせください。
一般的には以下のような流れになります。

  1. クラウドサービスへ管理者権限でアクセスする。
  2. 「シングルサインオン」の利用をONにする。
  3. EVECLOUDのアプリケーションページにて控えておいた情報を登録する。
  4. EVECLOUD側へ登録する情報を取得し、控えておく。

EVECLOUDへのシングルサインオン設定

  1. アプリケーションのリストから該当のアプリケーションを選択し、設定画面を開きます。
  2. [Service Provider] タブを選択します。
  3. 「メタデータをインポート」の場合
    インポートできるサービスプロバイダーのメタデータが手元にある場合は、「サービスプロバイダーのメタデータをインポートする」にチェックを入れ、「ファイル選択」ボタンをクリックし、メタデータをアップロードします。

    「直接入力」の場合
    それ以外の場合は、「サービスプロバイダーの設定情報を直接入力する」にチェックを入れ、「Issuer(必須)」「ACS URL」または「ログアウト URL」「SPのX.509証明書」にクラウドサービス側で取得し控えておいた情報を入力します。
    ※入力する情報はサービスプロバイダーによって異なりますので、詳細は各クラウドサービスへお問い合わせください。
  4. 必要に応じて[SSO設定] タブを選択し、SSOに関する設定を行ってください。
    詳細は「アプリケーション管理>共通の設定項目」を参照してください。
    すべての設定を終えたら[保存]ボタンをクリックして登録します。

EVECLOUDユーザーのSAMLログイン設定

  1. EVECLOUD管理ツールにて、右メニューの[ユーザーとグループ] から任意のグループを選択後、[ユーザー管理] タブからEVECLOUDでログインをさせたいユーザーを選択します。
  2. ユーザー設定画面を開き、左メニューの[SAML]を選択します。
    SAMLアプリケーション一覧から任意のSAMLを選択します。
    項目名内容
    SAMLアプリケーション名登録済みのSAMLアプリケーションが表示します。
    SAMLログインユーザー「SPNameの属性」の設定内容によって値が変わります。
    • ユーザー情報:SAMLアプリケーションのログインユーザー情報(設定が必要)
    • ユーザーID:EVECLOUDアカウントのユーザーID(表示のみ)
    • メールアドレス:EVECLOUDアカウントのユーザー情報で登録したメールアドレス(表示のみ)
    SPNameの属性SAMLアプリケーションの登録時に設定されたSPNameの属性。
    「ユーザー情報」「ユーザーID」「メールアドレス」のいずれかが表示されます。
  3. ダイアログが表示されます。
    「SPNameの属性」が「ユーザ情報」の場合、SAMLユーザー複数登録に対応しています。
    「SAMLログインユーザー1」の項目に対象のクラウドサービスのアカウント名等を入力し、[次へ]ボタンで進みます。必要に応じて「SAMLログインユーザー2」の項目に情報を入力し、[決定]ボタンをクリックします。
    SPName属性「ユーザ情報」の場合

    SPName属性「ユーザーID」の場合
    ※「SAMLログインユーザー1」の値(ユーザーID)は編集できません。

    SPName属性「メールアドレス」の場合
    ※「SAMLログインユーザー1」の値(メールアドレス)は「ユーザー情報>メールアドレス」で編集してください。
  4. [保存]ボタンをクリックして登録を完了させます。

各クラウドサービスの設定方法

EVECLOUDとの動作確認がされている各クラウドサービスの詳細な設定方法は、以下のメニューから参照できます。※下記以外のクラウドサービスについては、弊社にて対応を確認致しますので、サポートセンターまでご連絡ください。

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